皆さんこんにちは。
TimeeグレードHOPEの小栗義大です。
最近ノリでタイミー始めました。早速とあるラーメン屋で働いたのですが、オーダー盛大にミスって全然違うお客さんに全然違うラーメン提供しました。Lv1のまま終わりそうです。
先日、ヘアバンドに憧れて伸ばしていた髪をバッサリ切りました。いやーやっぱり男は短髪ですね。楽だしかっこいいし、漢らしい。女性陣からも意外と好評(たぶん、というか確実にお世辞)です。
けど最近、髪をセットすることがほとんど無くなりました。理由はバイトの子に「セットしてもしなくても変わらん」って言われたからです。美容師さんのセットはめっちゃかっこよかったけど、僕の技量では変わらんらしいです。だからいつもパイナップルです。ゴリラではありません。
去年の僕のブログは周りの反応も良くて、なんかめっちゃいじられました。やっぱりタイトルが良かったかな。だいぶインパクト強いもんな。今年後輩にパクられたけど。
なのでこの引退ブログも、僕らしい自分語り多めでいこうと思います。
書き終わって改めて読んでみると、だいぶ長いです。覚悟してください。
それではおねしゃす。
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大学サッカーラストイヤーの今シーズン。
まだ終わっていないが、結論から言うと、「思ってたんと違う」だった。
新チームが始まって当初は、スタメンだった。今年から3バックになって、ウイングバックが主戦場となり、サイドバックの自分にとっては、同じポジションの選手に加えてサイドハーフ勢ともポジション争いをすることになり、かなりの激戦区だった。
その中でも練習試合では出続けていたので、いける!って思っていた。
ところがそう思っていたのもつかの間、3月の広島遠征辺りから風向きが変わった。
あっという間にスタメンから外れた。
シーズンが始まってもそのまま序列を上げることはできず、上げるどころか下がっていく一方で、前期はスタメンなし。途中出場もたった2試合でわずか10分。
この頃から、自分には突出した武器がないと感じていた。
クロスに自信はあるが、悠聖より鋭さも精度も劣るし、竜誠のような脚の速さもなければ、海喜や狼太のようなドリブルもない。
良くも悪くも平均的な選手。
そんな彼らと自分がウイングバックで勝負するためにはどうすれば良いのか、自分でも分からなかった。
チームが勝っても素直に喜べなかった。
だって自分が出ていないから。
何もしていないから。
正直かなりキツかった。メンタル的に。
水曜の紅白で、サブ組に入っている自分のマグネットを見て安心した。
リーグ戦の前日に送られてくるメンバーの写真を、「スタメンかどうか」ではなく「ベンチ入りしているかどうか」で見るようになった。
そんな自分が嫌で、情けなかった。
と、残念なことに、ここまでは去年のブログの内容とほぼ同じになってしまった。笑
そんな中、自分の中で1つターニングポイントとなったプレーがある。
それは、夏の阪南大との練習試合でのゴールシーン。
自陣深くからめっちゃ走って、めっちゃ低いボールを何故かダイビングヘッドで合わせて決めた(竜誠の悪意ある編集のYouTubeに載ってますhttps://www.youtube.com/watch?v=iMnj4iskM4k )。
あの時、逆サイドで打開できた時から自問自答していた。
「これ上がるか?」って。
確かあの時、めちゃめちゃきつくて息が上がっていて、スプリントするか迷いがあった。けど上がればチャンスになると思って、とにかく必死で走った記憶がある。
そしたら叶都もスプリントして、がめついスライディングからのクロスをくれた。
しかも自分にマークをつくはずの相手が戻るのをサボってくれた。
そんな幸運が重なってのゴールだった。
点を決めた時は嬉しいよりもキツイが勝っていて、だいぶスカしていた。
後日、松原先生にこのゴールを褒めていただいた。
「あそこを走れるのがヨシの強みだから」的なことを言っていただいた。
めっちゃ嬉しかった。
嬉しかったけど、自分的には普通のことというか、サボらずに走っただけで、特別なにか凄いことをした感覚はなかった。
きっと自分の控えめに言ってクソ真面目な性格が、プレーに表れただけだと思う。
それでも、自分では特別に思っていないことでも、それが強みだと思ってもらえてるってことは、それが自分の武器なんじゃないかと思うようになった(伝われ)。
そして、そこで違いを見せれば出られるのではないかと思うようになった。
そこからやることが明確になった。
今はないものねだりをするよりも、自分にあるもので戦おうと思った。
そんなこんなで色々あって、今に至る。
残り数試合となったが、後期はここまで、ほとんど絡めなかった前期よりは出場機会を得られている。スタメンは今のところ5試合。まだ全然物足りない。
よく、「私生活はサッカーに影響する」的な言葉を耳にするが、最近はその逆も然りであると感じる。
試合に勝ったり、自分が活躍すればその週は気分がいいし、逆に負けたり、自分が活躍しなければどんよりした気分が続く。
自分にとってサッカーはそれだけ大きなものだと気づいた。
と、まあ今年はだいたいこんな感じ。
引退まで残り1ヶ月を切った。
そして今年で、長い学生生活が終わる。
振り返ると、どの時代も楽しかったなー。
サッカーもそれ以外も色んなこと経験したなー。
もっと恋愛したかったなー。とか思ったり思わなかったり。
サッカーに関しては、悔しいことの方が多かった。
小5では市のトレセンに4回連続で落ちたり、中3ではほとんど試合に出られなかったり、高3では最後の選手権でメンバーから外れたりと、エリート街道とは程遠い道を歩んできた。
それでも、ずっとサッカーが好きで、サッカーを嫌いになったり辞めようと思ったりしたことはない。
その理由は、環境に恵まれていたから。
そしてそれは、両親が僕に与えてくれたものだということ。これを忘れてはいけない。
小さい頃から今までサッカーを続けられたのは、間違いなく両親のおかげである。
今まで僕にかかったお金と時間。
どちらも自分を犠牲にして僕のために使ってくれたこと、本当に感謝しています。
今でも毎週末のように浜松から試合を観に来てくれるお母さん、Facebookを組まなくチェックして僕が写っている写真をいち早く家族LINEに送ってくるお父さん、なんやかんや、というかだいぶ愛されていると感じます。
ありがとう。
また、この環境は、サッカーを通して出会った全ての人たちのおかげでもある。
今までのチームメイトや指導者、支えてくれた人やお世話になった人は、挙げればキリがない。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。
どの出会いも僕にとって大切で、宝物。
僕はいつも出会いに恵まれている。
本当に幸せです。
後輩たちへ。
仲良くしてくれてありがとう。
けど舐めすぎ。
みんなとの時間を大切に、自分らしく頑張れ。
けど舐めすぎ(特に完治)。
引退したら飯行こう。お金貯めときます。
これからは、学生というある種「守られた」立場から、自立しなければならない。
不安もあるけれど、それ以上にワクワクの方が大きい。
惜しいのは学割が使えなくなることくらいか。
これからも出会いを大切に、自分らしく生きていきます。
最後に少しだけ、進路について。
サッカー続けます。
日の当たる場所、目指します。
以上!あざした。
次のブログは、、
球際の強さNo.1、チャリの速さもNo.1。
大怪我からの大復活を遂げたあの選手。
お楽しみに!!
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