このまま終わるわけにはいかない
- 男子サッカー部 大阪教育大学体育会
- 2023年6月28日
- 読了時間: 3分
1回生 名倉太一
みなさん、はじめまして。小中保体1回生の名倉太一です。ブログを書くのは初めてなので拙い文章になるかもですがお許しください。
私はこの大学4年間に懸ける想いについて書こうと思います。サッカーにおける4年間で達成したいと思っている目標は”関西1部リーグで大活躍してチームの勝利に貢献する”です。大口を叩いているように聞こえるかもしれないですが、本気です。
なぜこのような目標にしたかを簡潔に言うと、高校での借りを返すためです。高校に入学したところまでは自分の中で全てではないですが人生がうまくいっていたと思います。しかし、高校では自分の思った通りにはいきませんでした。私の高校サッカーは、他校との練習試合の機会がほとんど無かったため練習や紅白戦ばかりでした。公式戦の出場は愚かベンチ入りすらできませんでした。(このような環境で3年間サッカーをしてきたからこそ今自分が試合に出させてもらえることに感謝してるし、そのためにたくさんの人が準備をしてくださっていることに感謝しています。)はっきり言って屈辱的なものです。両親が何も言わず高い部費を払ってくれたことや休日の朝5時に起きて準備してくれたことを考えるとより悔しく、申し訳無く思います。このまま終わるわけにはいかない。必ず見返してやる。そんな思いからこの目標を設定しました。
大学生になって3ヶ月が経とうとしている現在、自分が設定した目標を達成することの厳しさをものすごく痛感しています。大学生となり一人暮らしをしていく中で様々な場面で自由に選択できることが多くなったことが自分を苦しめていると感じます。目標達成のためには自主トレを行うことや食事管理、十分な睡眠時間の確保を意識した1日を過ごさなければなりません。これらを意識して生活しようとするともちろん様々な場面での選択は絞られるのですが、つい自分に甘えてしまい楽な方の選択肢に流されてしまいます。もしこのままこのような生活を続けていれば目標を達成することはできません。最近そんな弱い自分に打ち勝とうと思い、楽な選択肢を選びそうになった時に高校時代の悔しい経験を思い出し、「楽な道を選んだら同じ結末になるぞ」と自分に言い聞かせるようにしています。
私にとってこの大学4年間は高校3年間の借りを返す唯一のチャンスではないかと思っています。将来、サッカー指導者になりたいと考えていますがプレーヤーとしての借りはプレーヤーの時にしか返せないと思うし、高校サッカーと同様に大学サッカーをプレーできるのは限られた時間しかないため唯一のチャンスだと捉えています。高校サッカーでの苦い思い出は大学サッカーでの大成功のために必要な経験だったと言えるように頑張ります。
ご精読ありがとうございました。

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