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執筆者の写真大阪教育大学体育会男子サッカー部

お前の扇の要はなんや

大阪教育大学4回生の脇谷 道です。

ヒロキの次にブログが書けて幸せです。




僕はこの自分の名前がすきです。

自分で決めた道を進んでほしいらしい。

お父さんお母さん素敵な名前をありがとう。

いつも応援してくれてありがとう。




ブログ始めます。おなしゃす。


突然ですが、去年に松原和輝くん(1つ上の先輩)が卒業する時に言ってくれた言葉を覚えてる人はいますか?


和輝くんは「ブログを大事にして欲しい。」


「ブログを書くことで、自分を振り返り、やりたいことやするべきことがわかってくる。そこからまた部活を頑張って欲しい。」的なことを言っていましたね。


でも、僕たち4回生が書くのは引退ブログ。

もう終わりやんけ大学サッカー

引退ブログを発案したナギサくんは和輝くんに謝っておいてください。


引退という言葉をみてもまだ全然実感が湧かんけど、あと2週間もするともう大教大サッカー部の一員じゃなくなるんやな。


去年の4回生は卒業したら、タツヤくん以外は大教のウォーマー着てなかったもんな

そう思うと引退って寂しいなあ



一昨年の卒業生が前に立って自分たち下回生の部員にこんなことを言っていた。

「みんなもすぐここに立つことになる」

4年間は一瞬だという意味だが、

その言葉を言いながら泣いている先輩を見て、


「あー、この人は大教大サッカー部に入ってよかったと思ってるんやろな」と思った。

正直、その時は他人事で、早く帰りたいなとしか思っていなかった。


その時から自分は何か変わっただろうか。


1つだけ言えることは、

「サッカー部でいるときの自分がすきになった」ということである。


最初は全くすきじゃなかった

いやな思い出がなんぼでも出てくる。


入学してすぐ、回生の輪から外れて1人で行動していた。なんもおもんなかった

1回生で作業をした時、遅刻して行ったら、オカヒラに怒られて泣きそうになった

冬におれの家でユウタとキムカイとノブで鍋パした。片付けせずに帰る3人を嫌いになった

2回生の夏にホンディーに「部活やめようかな」と伝えたこともあった

部活は1番最後に来て1番最初に帰って、部に何の貢献もしなかった。したくなかった

先輩にグランドの真ん中で「お前のプレーやる気ないねん」と怒られた。

別の先輩にも紅白戦で普通に審判してたら「ちゃんとやれや」とブチギレられた

試合に寝坊2回してタクシーでJグリーンと産大まで行った(タク代9000円かかった)

NIKEのカスタムした靴がライスと全く一緒で履かずにすぐにメルカリで売った

21歳の誕生日にはIリーグに出てイエローカードを貰った



でもやめなくてよかった。続けてよかった。いろんな人に出会えてよかったと今は思う

少しずつサッカー部の中に居場所を感じることができるようになった


持久力系で誰にも負けなかった。自分にとって自信になった。松原先生に「大教のカンテだね」と言われた。あれ実はうれしかった。

今はなき、国分のS定食屋さん。そこのおばちゃんが誇らしげに「私この子の1番のファンやから」と言ってくれたことがあった。うれしかった。チャーシュー丼また食べたい。

あまり関わらなかった先輩が「道、最近頑張ってるやん」と褒めてくれた。うれしかった

欠席に対して厳しい時代、部活に行くのがしんどくて休むと先輩に伝えたら「おれがなんとかするからゆっくり休み」と言ってくれた先輩がいた。ありがたかった

「道くんがおらなあかんっすわ、道くんは精神的支柱」と言ってくれる後輩がいた。そんなわけないやろと言ったけど、うれしかったなあ

Iリーグのホイッスル前の円陣で、勝って砂さんに恩返ししようという話をしたら「道くんにも恩返ししよう」と言ってくれた後輩たちがいた。あれもうれしかったなあ

砂さんがおれのことを最後まで信用してIリーグにフル出場させてくれたことも感謝しかない

国公立リーグを優勝できたこともうれしかった。

Iリーグで初勝利した時は試合中に涙が出た。うれしかった

リーグ戦で同回や後輩が戦う姿をみて、さらに大教がすきになった

4年目にしてカブトムシとクワガタをグラウンドで見つけれた時は大教を選んでよかったと思った。けいじろうかんじりゅうやかいきまさは来年以降もあの木を守り続けて欲しい


同回と砂さんとの思い出も忘れられないものばかりで出会えてよかった


まさきとゆうたが部員のゴシップを拾って、すぐにみんなに教えてくれた。敵に回したら怖いと思った。

ももちゃんはみんなでホワイトデーにあげたスパイクをいつも履いてくれてたけど、リフティングの練習してくれんかった

東京遠征の帰りのバスの日付を間違えて、ひろきに嫌われた。リアルに1週間はしゃべることが出来なかった。ひろきのブログの写真はなぎさゆうたひろきと4人で東京観光したときのほんとに金なくて自分だけハンバーガーを頼めず、絶望してるときの写真やな。あの時、ハンバーガー何口かくれてありがとう。味覚えてないわ

りつきがTシャツを作った。Tシャツのプリントを見て実習先の小学生が「なんでそんな変なTシャツ着てるの」と聞いてきた。笑って誤魔化した。もっと着たいからあと2枚欲しい

らいすに初めて靴の修繕をお願いした。「これは直してもすぐ壊れるけぇ」と断られた。

それ以来、頼んだことがない。

こうめいが意識高い系のYouTubeを始めたときがあった。結構好きだった。最近、こうめいのこと良いやつと思ってたけど、監督と砂さんにタメ口使うようなやつやから気のせいやわ

2つ上の先輩もYouTubeをしていた。先輩の決め台詞、「あちょ!」をほんでぃーが裏でめっちゃくちゃいじって使ってた←ここ重要

おれが落ち込んで元気がなかった時、なぎさとライフで会ったことがあった。「彼女がお風呂に入ってるから買い出し頼まれた」と呑気に喋っていた。お前みたいなやつはきらいと思った

イオンに行った時、スポーツ店でしおんが働いていた。「道やん。おれのこと誰かわかる?」と聞かれて、おれは「わかるよ!」と言ったけど、後からしおんとわかった。

どいちゃんと近況報告でLINEをしていた時があった。おれの既読無視でLINEが途切れた。

ダイソーでそうしが働いていた。「何買ったん」と聞いてきた。カゴを見せたが、そうしの目は完全に可愛い店員を見ていた。

おかひらがBチームの政権を握っている時があった。チームが崩壊しかけた。その最たる例が2022年8月21日の紅白戦と

このYouTubeである

https://youtu.be/x_UQlffoW_g?si=uPLw5-2mRWet7wc6

ミニ講座の登録を忘れた時があった。卒業に必要な単位だった。みんなに「道、留年やん」と言われた。かしまだけが「道、仲間やん」と言ってくれた。

ライフでデカいのとそれよりちょっと小さい2人組を見て、自然にキムカイとノブと思ってしまった。笑顔で近寄ったら人違いで怖がられた。

砂さんだけがサッカー部で教採を受けた唯一の同志だった。一緒に絶対受かってると励まし合っていた。砂さんの方の自治体が先に合否が分かり、砂さんは合格していた。「おめでとうございます」と伝えると「おれ受かったからもうどうでもいいわ」と見放された。


ありがとうサッカー部



では、本題に入ります。


タイトルにもあるが「扇の要」という言葉を聞いたことがありますか?

最も大切な部分、欠けてはいけない部分

という意味である。

教採の面接指導の時、自分の不甲斐なさに漢泣きしていると、先生から


「お前の扇の要はなんや」


と聞かれたことがある。

初めは、語呂がいいなあとしか思わなかったが、家でゆっくり考えてみた。

自分の扇の要は

「出会った人を大切にしたい」ということであると思う。

当たり前のことだが、部活の中でも日常生活の中でもそのことが要となって行動している


しかし、サッカー部に関しては、それを実践して、自分が納得いくことができるようになるのに4年かかった。

4回生の今になって行動できるようになった

あとリーグ1試合と引退試合の2試合で直接サッカー部に関われる期間は終わってしまう。

自分はまだ1週間実習があるが、同回はもちろん、後輩やマネージャー、監督、コーチに感謝して、出会えてよかったな、おもろかったなと思える2週間にしたい。



今日のいまから、ひろきとゆうたとフライドポテト醤油バター味専門店である「炭火焼 八剣伝 国分駅前店」に行く。

3人とも大学を卒業した後、ニートになることを回避したので祝いをする。


以前、おれがしょうもないことで落ち込んで病んでいる時にもフライドポテト専門店にお邪魔して、2人が話を聞いてくれた。

その時に、ひろきとゆうたが言ってくれた言葉をいまでも大事に持っている。

「道は自分の軸をちゃんと持ってると思うよ。」

的なことを言ってくれた。(うろ覚えですまん)


これからも出会った人を大切に、自分の軸を持って、自分の道を進んでいきます。



写真は、

我らがゴールデンエイジ同回たちと

砂さんのホワイトボード、どいちゃんのユニフォーム、そうしのスパイク、奥の倉庫にあるせいじの集金できなかった約9万のユニフォーム一式

と面接指導で泣いている自分です。


これでブログ終わりです。

読んでくれてありがとう。


次は、213cmのキムカイさんです。

みんな読んであげてね



4年間に後悔はないって言いたいけど、しいてあげるとすれば

同回たちと一緒にいっぱい試合に出たかった。一緒にいっぱい練習したかった。

後輩たちに伝えたいことは、特にないなあ

おれはMessageとか言ってのぶみたいにイキれんから、大事にしたいこととかいろんな思い出とか自分で見つけて、作っていってな。


いつも練習が終わって部室に戻ろうとした時、ゆうたがニヤニヤしながらこっち歩いてきて「今日、どこ行く?」とおれが予定ないこと前提に聞いてくることがなくなるんが結構寂しい。

みんな、回生旅行も行けたら行こうな



もうすぐクリスマス。みんなはサンタさんにどんなプレゼントをお願いするのだろう。

僕はこんなものをお願いしたい。

大教大サッカー部で過ごした4年間の思い出をしまう大きな宝箱をください。


クサあ




それでは、あちょ!


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